私の住む町は、非常に田舎で親戚づきあいも濃くしきたりといったものが強く残る地域です。
そんなところなので、祖父が亡くなった時淀川では家族葬の葬儀でこじんまり執り行うことが出来ませんでした。
葬儀場での式も反対され、絶対に家で式を行いなさいと親戚の方からご指導をいただきました。

 

ふすまを取り外し、祭壇を組んでいただき庭に受付を置き、かなりの大掛かりな式になりました。
葬儀会社の都合で、祖父が亡くなって3日後しか葬式が行えず、その間も親戚の方へのもてなしで、出前をひっきりなしにとることになりました。
院号を付ける、付けないといった問題も周囲の意見が入り断りずらい状況になり、なし崩しのように院号を付けるようになりました。そういった状況だったので、最終的にかかった費用はトータルで200万を軽く超えていました。

 

私が初めて体験した身内の葬式がこの祖父の葬式だったので、人の旅立ちを見送るのにはこれだけの費用と労力がいるのだと覚悟をしました。
あれから10年以上過ぎ、都会で暮らし祖父の葬式はかなり特異なものだったのだとしみじみ思います。
当時は大変でしたが、今となってはいい経験だったと思えます。