祖母のお葬式のとき、娘は1才7ヶ月でした。

お悔やみに大勢の方が集まり、娘にはお祭りのように感じたのか、きゃっきゃっと楽しそうにしていました。

葬儀用に白のブラウスと黒のワンピース、よそ行きの黒い靴。まるでお姫様になったかのように周りの方たちにちやほやされ嬉しそうでした。

私としてはお願いだから静かにしてほしい、じっとしていてほしいと思っていました。

会場の一番後ろの椅子に座り、なるべく皆さんに迷惑がかからないにと考えました。

お坊さんのお経が始まると、娘は何が始まったのかというように 初めはキョトンとしていました。しかし、お経のテンポが良かったのでしょうか、お経に合わせて椅子を叩き始めました。

初めのうちは私も小さな声でやめるように注意しました。言われたときは1度やめます。でも、またすぐに椅子でテンポをとり始め、そのうちお経に合わせて歌のようなものまで始まりました。

声もだんだんと大きくなっていきます。

笑い声も聞こえ始めました。私は娘を抱いて会場の外に出てお経が終わるのを待ちました。

大好きな祖母とお別れをしたいということ、祖母からすると私の娘は初のひ孫でとても可愛がってくれていたため、今回連れていきました。

小さな子を連れてのお葬式は大変だと思っていましたが、ここまで大変だとは思っていませんでした。

祖母とのお別れの辛さよりも、なにか別の神経を使ったようで疲れました。